いつも体調や気分が優れないというあなたへ

いつも体調や気分が優れない。 


頭痛がする。

耳鳴りがする。

めまいが怖くて外に行けない。


首、腰が痛い。 

いつもどこかが痺れている。 


夕方になると胃がシクシクして、心が落ち込む。 

夜はソワソワして眠れない。 

朝の目覚めが悪い。


特に、今のような季節の変わり目が辛く、調子を崩してしまう。 


そんな不調ばかりで悩んでいるあなたへ。 


これは一つの考え方ですが、少しだけ私の話に耳を傾けて頂ければと思います。 

よろしければお付き合い下さい。 


さて、 私達の暮らしにはONとOFFがあります。 

ONの時に活動し、OFFの時に休みます。 


つまり私達は、 ONの時に強く、 OFFの時に弱くなる。 


医学の世界ではこう表現されます。 


ONの時に交感神経優位に、 OFFの時に副交感神経優位になる。 

ONの時に血圧、血糖値が上がり、 OFFの時に下がる。 

ONの時に呼吸は浅く、 OFFの時に深くなる。 

ONの時に筋肉は瞬発力を発揮し、 OFFの時に持続力を発揮する。 


こんなふうに私達はONとOFFの絶妙なバランスの中で生活し、どちらかに過剰に傾けば、調子を崩すこととなります。 


これを少し発展させて考えてみると、こんなことも言えるかと思います。 


私達は、 

ONの時にストレスに耐え、 OFFの時に痛みを感じる。 

ONの時に笑い飛ばし、 OFFの時に泣きたくなる。 

ONの時に反発し、 OFFの時に受け入れる。 


いかがでしょうか。 


あなたは、元々どちらかというとOFF寄りの世界にいることが多かったはずです。

現在はそれが行き過ぎたり、あるいはバランスを崩したりして不調が起きています。 


さらにこんなことも言えそうです。 


私達は、 

ONの時に鈍感で、 OFFの時に敏感になる。 

ONの時に自分本位で OFFの時に相手のことを考える。 

ONの時に人に厳しく、 OFFの時に人に優しくなれる。 


どうでしょう。 

OFF寄りの弱い世界も悪くないなあ、という気持ちに少しはなって頂けるのではないでしょうか。 


東洋医学ではON寄りの不調の人を“実証”、 OFF寄りの不調の人を“虚証”と言ったりします。 


長い目でみると、私はOFF寄りの“虚証”タイプの生き方も決して悪くないと考えています。 

いつも自分の心や身体と向き合って、その声をちゃんとすくいあげてケアしているのは決まって“虚証”タイプの人だからです。 


あなたは色々なことに敏感で、感覚が研ぎ澄まされています。 

ゆえにいろいろなことに身体が感じやすく、痛みや不調も多い。

でも、だからこそ人に優しく、相手の気持ちを思いやることができるのです。


豊かな感性で、自然の中で生きていることに感謝しながら、それにちゃんと寄り添う。


それがあなたです。 


これを理解し、自身で生活を徐々にコントロールできるようになってきた時、症状は自ずと自分で治る方向へと向かっていきます。 


だれかの真似ではなく、あなたらしい無理のない生き方をぜひ見つけて頂きたい。 

どうかあせらず、あきらめず一歩ずつ。 


前を向いていきましょう。

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