悩んでいる時は猫背でいい
もしも、今、あなたが不安や心配で思い悩んだり、何かを成就させようと頑張っていらっしゃるのなら。
無理をして胸を張って過ごす必要はありません。
つまり、猫背でいて下さって全然大丈夫です。
心と身体は繋がっています。
どんな姿勢にもちゃんと意味があります。
人は何かに集中して考え込む時、そのような姿勢になるようにできているのです。
考えたり、頑張っている時は非常事態です。身体はそれに備えます。
自律神経は交感神経優位へ。
呼吸を急ぎ、気管が広がります。
目の前のことに集中するために瞳孔が散大します。
血管は狭まり、少ない血流でなんとか生命維持機能を果たそうとします。
これらのための前のめりの猫背の姿勢です。
理にかなっています。
そして、
一連の考えごと、頑張りが済んだなら。
その時は、すぐに丸めていた背中を伸ばして胸を張ってみて下さい。
深い呼吸が戻ってきます。
しかしながら、これが言葉でいうほど簡単にはいかないものです。
気持ちを切り替えることができず、長く苦しい日が続くことが人生にはやっぱりあるのです。
東洋医学は、こう教えています。
“陰極まれば陽となる、陽極まれば陰となる。”と。
つまり、どんなことでもいつか必ず終わりがやってきて、勝手に切り替わる時期がやってきます。
陰と陽。どちらに傾く時もあなたです。
寒い冬の日もあれば、花開く春の日もあります。
いつかあなたの頑張りが身を結ぶ日が訪れたなら。
それからゆっくり猫背の治療を考えられてはいかがでしょうか。
当院は今のあなたを応援しています。
名古屋伝統指圧普及会ははのて代表
うめむら指圧 梅村高史
0コメント