花粉症
今の時期に悩ましい花粉症。
花粉症こそ東洋医学が活躍します。
今行っていらっしゃる治療とぜひ、
指圧や鍼灸を上手く組み合わせて頂くことをおすすめいたします。
なぜなら花粉症は季節のもの。
東洋医学は“身体は自然の一部”という視点を持っているからです。
花粉症を部分部分で捉え、症状を抑え込もうとすると難しいですが、どうか難しく考えず、肩こりや頭痛と同じで、“気”を下に降ろしてあげることがまずは大切です。
健康は、上虚下実(じょうきょかじつ)が原則ですが、花粉症の患者様はこれが逆になってしまっています。
足が冷えています。
温めます。
頭が重いです。
肩が萎縮して上がっています。
瀉法で気を抜いてあげる必要があります。
腹部をゆっくり指圧し、
太陽神経叢、腹部大動脈の拍動を落ちつかせます。
私なら天柱(てんちゅう)、膏肓(こうこう)、中脘(中脘)などを主な診断点、治療点とするでしょうか。
いずれにしても全身を丁寧に指圧していくと、身体の風通しがよくなり、すぐに楽になることを感じて頂けると思います。
とはいえ、毎日の症状はしつこくお辛いと思います。
でもどうか焦らず。
今起きている症状は、過去からのもの。
今治療しているのは来年の春の分から、というくらいの気持ちで。
あなたの身体は真の意味では悪くありません。
正常だからこそ身体が正しく反応して症状が現れています。
名古屋伝統指圧普及会ははのて代表
うめむら指圧 梅村高史
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